即興ダンス研究会 【企画:垣尾優】
- ensemblesonne
- 10月4日
- 読了時間: 3分
ダンサーの垣尾優さん主催の即興ダンス会のお知らせです。
10月は18,25日の2回行います。どちらもダンスセッションと”制限と自由”がテーマです。
10/18(土曜)13:30~16:30 芦屋 アンサンブルゾネ スタジオ
10/18は、『ダンスセッションオムニバス秋』〜制限と自由1。です。ダンスセッションする際の手がかりは、”場”の流れとトーン(tone)を感じること。と考えています。ダンスセッション。でも無理くりに踊る必要はない、でも一歩まず踏み出さないと始まらない。
トーン(tone)は、音色・音調、口調・語調、色調・明暗、雰囲気・風潮。またチューニング(tuning/調律する、調整する、同調する)などもキーワードかと思います。さらに音楽のJAZZのジャムセッションが一定のコードやスタンダード曲を軸として行うように、一種の制限についても考えてみます。制限があるから自由への推進力が生まれる。セッションの設定を色々変えたり限定したり、そんなこともみんなで相談しながら試したいなと思います。
10/25(土曜)13:30~16:30 芦屋 アンサンブルゾネ スタジオ
『ダンス星人は混沌にグルービィなリアルを見る』〜制限と自由2。です。
13:30から15:30までの2時間、ダンス星人になりましょう。
私はダンス星人。
ダンス星人は基本的に一塊で行動する。
ダンス星人は、言葉は喋らない。身体が我々同士を繋ぎ、導く。
ダンス星人は、”場”を音楽のような流れとして捉え、そこに介入することができる。
さらにこの流れに濃淡を与えることもできる。
この日は互いに会った時も挨拶は必要ありません。ダンス星人ですから。
遅刻の連絡も入れなくていいし、歩き方も縦でも横でもなんだっていい。
エチケット、マナー、恥じらいの感覚、自意識の持ち方、パーソナルスペースなどの認識、こんなものももちろんいつもとは違うだろう。この2時間は地球人に嫌われたっていいじゃないか。お金や将来の不安もない。ダンス星人にゃ学校も試験もなんにもない。あるのはグルーヴのみ。それに真摯に乗っかる。それがダンス星人。でも、15:30になったら、思いやりある地球人に戻ろう。地球に帰ろ。
アンサンブルゾネスタジオ集合。
ダンス星人の儀式(両手の甲を白塗り)をしてから芦屋市街を2時間うろつく予定。
下記メールにて要予約。ダンス経験不問、参加費無料。
ご質問などもお気軽にお問い合わせください。
予約お問い合わせ:kakioproject@gmail.com

垣尾 優/Masaru Kakio
1997年よりダンサーとして活動。2006年塚原悠也とcontact Gonzoを立ち上げ2009年まで活動。FIDCDMX(メキシコ)ソロダンスコンペティションに選出(2018年)。垣尾優ソロダンス『愛のゆくえ』(2019年)、『それから』(2021年)発表。2024年度京都芸術大学共同利用・共同研究拠点リサーチ支援型研究事業として、フィールドワークによる即興ダンスの研究実践「聴くことから始まるダンス~耳を澄まして悲喜交々に巡る、高解像度なドタバタ~」https://k-pac.org/openlab/12419/を行っている。2022年度より京都精華大学非常勤講師。
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